保有技術

MTS-a工法[漏水検知修復システム]
概要
最終処分場の建設では完璧で安全なしゃ水機能が求められており、シート破損による漏水を検知する設備の設置が指針により定められています。
 MTS-a工法は、大掛かりな電気設備を用いることなく容易にシートの破損を検知し、廃棄物を除去せずに何度でも確実に破損部を修復できるしゃ水システムです。万一しゃ水シートに破損が発生しても2重のしゃ水シートの間に設置してある透水シートが漏水を集め、地盤へ流出させません。

特徴
1.連続的なモニタリング
 破損の有無を定期的に検束するのではなく、24時間連続的にモニタリング可能。
2.容易な破損の修復
 破損部の上に埋め立ててある廃棄物を除去することなく破損部の修復が可能。
3.複数回破損の修復
 破損した箇所を修復した後に再度同じ箇所で破損が起こっても検知・修復が可能。
4.漏水の量・水質の確認
 流出する漏水は検知管により回収できるので、その水量と水質を確認可能。
5.モニタリングの省力化
 専門的知識を必要とせず誰でも検知・修復ができ、パソコンのみで管理が可能。

システム説明

修復システム

施工実績

国土技術開発賞 優秀賞受賞
本技術は平成19年7月18日に国土技術開発賞(国土交通大臣表彰)優秀賞を受賞し、
谷口国土交通技監より表彰をいただきました。

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