ひび割れ誘発目地付き耐力壁構法(RC耐力壁のひび割れ対策)
概要
RC造建物の耐力壁にひび割れ誘発目地を設置し、 目地以外の箇所に収縮ひび割れが発生することを抑制する工法です。 本工法を適用した耐力壁は 「淺沼式ひび割れ誘発目地付き耐力壁構法」として、 (財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第09-04号) を取得しています。
*特許登録第4719032「ひび割れ誘発目地付き鉄筋コンクリート造壁」

特徴
1.収縮ひび割れを目地部に誘発させます。
2.通常のRC耐力壁と同等の強度*を持っています。
3.鉄筋と目地との組み合わせによってひび割れ誘発目地を構築します。
4.専用の固定ジグにより、簡易に施工できます。
※増打ち部分は壁厚として算定しません。
システム説明
本工法の適用範囲は以下の通りです。
1.対象:RC造およびSRC造の付帯ラーメン内のRC造耐力壁
2.コンクリート:設計基準強度21N/mm²以上48N/mm²以下の普通コンクリート
3.設計者・工事監理者の範囲:淺沼組または淺沼組が技術供与した者
4.施工者の範囲:淺沼組または淺沼組が技術供与した者