保有技術

RM耐震補強工法
概要
既存RC造またはSRC建造物の構面内にRM増設壁を構築し、耐震壁(RM増設耐震壁)として機能させる耐震補強工法です。本工法は、(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第02-18号 改2)を取得しています。

【RM耐震補強工法協会】
RM耐震補強工法協会 (http://www.rm-taishin.jp/) の活動を通じて、本工法の普及と発展に努めています。

特徴
1.型枠が必要ないため、工期を短縮できます。

2.RMユニット内にはモルタルポンプを用いて高流動モルタルを充填するため、コンクリート配管の必要がありません。


3.RMユニットをそのまま仕上げ面とすることができます。

4.接着工法による場合は、騒音・振動の原因となるアンカー工事を大幅に減らすことができます。


システム説明

1.RM増設壁とは、RMユニット内に壁筋を配筋し、モルタル(壁体部充填モルタル)を充填して一体化を行った壁板です。


2.RM増設壁と既存フレームとの接合方式は2種類あり、アンカー工法(接着系あと施工アンカーによる接合方式)、接着工法(エポキシ樹脂による接着接合方式)が選択できます。


3.既存梁下の接合部には、割裂防止筋(はしご筋またはスパイラル筋)を配筋し、無収縮グラウトモルタル(上部充填モルタル)を充填します。


4.RMユニットは芋目地で組積します(破れ目地も可)。
5.等価開口周比0.4までの開口を設けることができます。

6.補強架構の設計は、(財)日本建築防災協会の「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震改修設計指針(2001年改定版)」に準拠して行います。


ページの
トップへ