保有技術

壁付き柱の耐震補強[ADI-CF]
概要
本工法は、既存鉄筋コンクリート造の壁付き柱を対象として、壁を斫り取ることなく炭素繊維シートによって耐震補強できる工法です。本工法によって、柱のせん断強度を高め、靭性能を向上させることが可能になります。

特徴

1.壁を斫り取らずに施工できるため振動・騒音・粉塵が押さえられ、居ながらの耐震改修が可能となります。


2.従来の壁を斫り取る工法と比較して10〜20%のコストダウンが可能となり、工期も約1/2に短縮できます。


3.炭素繊維シートの端部を躯体に定着する金物(ADI定着金物)は、コンパクトで納まりのよい形としています。目付量300g/m² の炭素繊維シート3層巻きまで適用することができます。


4.壁の取り付く位置が、柱面でも柱の中央であっても、本工法を適用できます。

システム説明


ページの
トップへ