淺沼組は2010年度より「地球に優しくをかたちにします」をスローガンとする、全社的な地球温暖化防止対策活動「エコフレンドリーASANUMA21」をスタートさせました。
2021年には、脱炭素社会実現に向け「2050年度までに、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」との政府方針を受け、「エコフレンドリーASANUMA21」を改定し、“脱炭素化の推進”、“資源の循環”、“自然・社会との共生”を基本方針として、新たな取り組みをスタートさせました。
脱炭素社会の実現には、温室効果ガスの排出量の多くを占める住宅・建物関連について、新築のみならずリニューアルにおいても、企画・設計段階から、適用可能な省エネ技術の提案・採用に力を入れています。
ZEB(Net Zero Energy Building:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は、快適な室内環境を保ちながら、負荷抑制、自然エネルギー利用、設備システムの高効率化により省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーの導入により年間一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建築物です。
弊社では、2025年度に受注する設計業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とすることを目標といたします。新築・リニューアルを問わず、建物について検討されているお客様に対し、ZEBへの取り組みを積極的に提案し、お客様のライフサイクル全般に亘って、寄り添えるパートナーを目指し、ZEBの普及に努めてまいります。
「ZEBプランナー」を取得しています。(2022年1月22日取得)
ZEBプランナーとは、一般社団法人環境共創イニシアチブより定められた、ZEBや省エネ建築物を設計するための技術や設計知見を活用し、一般に向けて広くZEB実現に向けた相談窓口を有し、業務支援(建築設計、設備設計、設計施工、省エネ設計等)を行い、その活動を公表するものです。
※表が横にスクロールできます
2024年度 ZEB受注実績 |
建物規模 | 件数 | 延べ面積 | ZEB化率※ | 評価 | |
---|---|---|---|---|---|---|
小規模建築物 | 300m²未満 | 0件 | ー | ー | ★☆☆☆☆ | |
中規模建築物 | 2,000m²未満 | 1件 | 330m² | 100.0% | ★★★★★ | |
大規模建築物 | 2,000m²以上 | 2件 | 13,490m² | 75.4% | ★★★★★ | |
工場・物流 等 | 2,000m²以上 | 3件 | 77,087m² | 84.0% | ー |
※ZEB化率=単年度に設計したZEBの延べ面積 / 単年度に設計した建築物の延べ面積
2021年4月に『人間にも地球に も良い循環』を目指した、新たなリニューアル事業コンセプトReQualityを発表しました。そのコンセプトに則った、築30年の自社ビルである名古屋支店を、自社保有技術などを活用し、省エネ化を含め改修に取り組み、2021年9月に完成するとともに、ZEB Readyを取得しました。
※ZEBリーディングオーナー登録済
ZEH(Net Zero Energy House:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現。再生可能エネルギーを導入して、年間の一次エネルギーの収支をゼロとすることを目指した住宅です。
新築・リニューアルを問わす、集合住宅について検討されているお客様に対し、ZEHへの取組みを積極的に提案し、設計においても外皮性能の向上などの省エネルギーおよび再生可能エネルギーの採用を促進し、集合住宅のZEH化を推進してまいります。
「ZEHデベロッパー」を取得しています。(2022年2月10日取得)
ZEHデベロッパーとは、一般社団法人環境共創イニシアチブより定められた、ZEH-M普及に向けた取組計画、その進捗状況、ZEH-M導入計画、ZEH-M導入実績を一般に公表し、ZEH-Mの案件形成の中心的な役割を担う建築主(マンションデベロッパー、所有者等)や建築請負会社(ゼネコン、ハウスメーカー等建設会社)のことです。